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1.ソーラーバルーン

 科学好きのみなさんであれば最近では見たことのない人はいないでしょう。そうです太陽の熱を受けて浮かぶ熱気球のことです。 
 さて、テレビで一度見たときに是非作ってみたいと思い作成しました。
 材料費はほとんどかかりません。最近はゴミ袋の透明化が進められているため見かけることが少なくなってきましたが、薄手の黒いゴミ袋で作成します。作成の時にはビニール袋内の温度がどれだけ上昇するか、どの程度の揚力が得られるものか理科年表等を使って算出してみたりもしましたが、そのデータはどこかに無くしてしまいました。
 結局、測定データは参考程度で袋の大きさをだんだん大きくしてビニール袋は8枚でようやく浮かんだように記憶しています。接着は布団圧縮袋の封の仕方からヒントを得てアイロンを用いて行いました。
 接着面を重ね上から新聞紙を当て1cmほどを熱で接着しました。接着温度は何度か練習して、頃合いを見た方が良いと思います。温度が高すぎると穴があいてしまいますし、低すぎると接着不良で接着面がはがれてしまいます。
 そんなこんなで左の写真のようにソーラーバルーンは完成しました。
 一つ注意があるのですが、結構な大きさになるため風の影響を受けやすく風がきついと糸が切れたり、繋いであった部分が破れたりして勝手に飛んでいってしまいます。私のソーラーバルーンも2度目の飛行で飛んでいってしまいました。
 電線などにかかると迷惑となりますのでソーラーバルーンはしっかりつなぎ止められるよう工夫しましょう。


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